三枚笹
「三枚笹」は、三枚の細長い笹葉を上と左右へ開き、下部を一つに束ねて円形の流れをつくる構成です。「三枚笹」を受け継ぐとき、過去・現在・未来の三代が、同じ根元から伸びる継承という意味を込められます。
さんまいざさJAPANESE KAMON ARCHIVE
家紋は、形を知るともっと面白い。審査済みの図形と名前を、見どころ・意味・出典とともに紹介します。姓との結びつきは史料に見られる一例で、血統を証明するものではありません。
「三枚笹」は、三枚の細長い笹葉を上と左右へ開き、下部を一つに束ねて円形の流れをつくる構成です。「三枚笹」を受け継ぐとき、過去・現在・未来の三代が、同じ根元から伸びる継承という意味を込められます。
さんまいざさ「九枚笹丸」は、九枚と名付けられた笹葉を三方向へ分け、中心を囲みながら円形に循環させた構成です。「九枚笹丸」を受け継ぐとき、異なる役割が巡りながら中心を守る、均衡と連帯という意味を込められます。
きゅうまいざさまる「亀甲笹」は、笹葉を三方から組み合わせ、全体を亀甲を思わせる六角形の輪郭へ収めた幾何学的構成です。「亀甲笹」は、自然の成長力を安定した秩序に収め、家の土台を守るしるしとして読めます。
きっこうざさ「十五枚笹丸」は、十五枚と名付けられた笹葉を三つの群に分け、外周に沿って閉じた円形へ組み上げた構成です。「十五枚笹丸」を家族の物語として読むなら、多くの個性が一つの輪をつくり、互いを支えながら繁る共同体を表す家のしるしになります。
じゅうごまいざさまる「対い稲」は、左右の稲束を向かい合わせ、外周を円形に整えながら、中央に広い余白を残した構成です。「対い稲」を受け継ぐとき、互いの違いを保ちながら向き合い、対話によって家の輪をつくる調和という意味を込められます。
むかいいね「束稲の丸」は、稲束を下部で固く結び、左右の穂と葉を上へ回して輪の中に収めた、安定感のある円形構成です。「束稲の丸」は、日々の積み重ねを一つに束ね、家の蓄えと支えを着実に育てるしるしとして読めます。
たばいねのまる「松葉に松毬」は、一つの松毬を中心に、松葉と枝を思わせる線形要素を上部へ組み合わせた構成です。「松葉に松毬」を受け継ぐとき、今ある営みを守りながら、次代へ種と可能性を託す継承という意味を込められます。
まつばにまつかさ「松葉桔梗」は、五弁の桔梗形と松葉形を二層に重ね、全体をほぼ円形へまとめた複合意匠です。「松葉桔梗」を今の暮らしに重ねるなら、変わらぬ姿勢と、それぞれの個性が端正に調和する家の姿を、家族のしるしとして受け継げます。
まつばききょう「松葉桜」は、中央の五弁花を囲むように、松葉形の細長い要素を五方向へ放射した複合意匠です。「松葉桜」は、変わらず守る力と、節目ごとに花開く新生を重ねたしるしとして読めます。
まつばざくら「松葉菱」は、四組の松葉形の曲線を四方から交差させ、中央に菱形の余白を残した簡潔な構成です。「松葉菱」を家族の物語として読むなら、四方の力が一つの中心を支え、変わらぬ志を守る秩序と堅実さを表す家のしるしになります。
まつばびし「根笹」は、上へ開く笹葉の下に、枝分かれした根の形を明示した左右対称の構成です。「根笹」を今の暮らしに重ねるなら、祖先から受け取った目に見えない支えを心に留め、土地に根ざして成長する家の姿を、家族のしるしとして受け継げます。
ねざさ「稲の丸」は、一束の稲を結び目から円周に沿って巡らせ、穂先を内側へ返して一つの輪を描いた構成です。「稲の丸」を今の暮らしに重ねると、手にした実りを家の輪へ戻し、次代の暮らしへつないでいく循環と継承を大切にする家の印になります。
いねのまる「稲巴」は、一束の稲を結び目から大きく円弧状に巡らせ、穂先と葉が内側へ流れる巴形にまとめた構成です。「稲巴」を受け継ぐとき、家の営みと実りが途切れず巡り、次の季節へつながっていく継続という意味を込められます。
いねともえ「笹車」は、笹葉と枝状の線を中心から五方向へ放射し、車輪状の円形へまとめた構成です。「笹車」からは、家族の営みが循環し、それぞれの方向へ展開していく成長という意味を読み取れます。
ささぐるま「違い稲」は、実った二束の稲を左右から斜めに交差させ、結び目を中央下に据えて上方へ開いた構成です。「違い稲」からは、異なる歩みが実りを携えて交わり、一つの家を支える協力と結束という意味を読み取れます。
ちがいいね